かわいがってもらった記憶

 
ののはな保育園の職員は、子どもたちひとりひとりと深く関わり成長を見守っています。
「ののはな保育園で良くしてもらった分次の保育園に行く時心配です」と言う声を
良く聞きます。 そうですよね!ご心配は良くわかります。
でも子どもは過去を振り返らず前を向いて突き進んでいきます。
特にののはなっ子は乗り越えられる力を持っています。 大丈夫です
乗り越えたときの成長は新しい世界のスタートになり、おおきな成長を得られることでしょう。
 
かわいがってもらった記憶は消えてしまうのでしょうか?
 
いいえ心の深いところに入り普段は思い出すことはなく ”ふ!”とした時に
ふわぁ~とでてきます。
 
私が自治会の役員をしていた時「もっと声を聞かせて~幼い頃に優しくしてもらった
記憶がよみがえり  心の底があたたかくなる」と言われたことがあります。
 
ある心理カウンセラーの話です。
カウンセラーの元に、幼くして親がなく施設から保育園に通っていたという生い立ちを持つ人が、その後一人でいろいろな不幸に立ち向かってきた末に、いよいよ心の健康が失われ相談にみえました。
カウンセラーは「かわいがってもらった記憶はありますか?」って聞いたそうです。
その方が「保育園で優しくしてもらいました」と答えると
「優しくしてもらった記憶がある人は乗り越えられる力を持っていますよ!」
と励ましたそうです。
 
いつ、どこで、誰からと具体的には記憶に残らなくてもかわいがってもらった記憶は心の奥底で、強くなる力を与えてくれているものだと信じています。
 
 子どもたちの心の底で心を支える強い力を育てていきたいと思っています。
 
愛情って知らず知らずのうちに、いろいろなところに作用するんですね。ご家族の愛情とともに,私たちも第二の家庭として、慈しんで保育していきます。だってみんなかわいいもんね~。
 




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